トモセラピーデータ管理システム(DMS)は、トモセラピー治療計画の作成・治療のワークフローの進捗に伴って生成されるデータの保存・処理を包括的に行います。具体的には次のことを行います。
診断画像を取り入れ、保存し、それらのデータをトモセラピーシステムのネットワーク内にある治療計画装置に表示させます。
作成完了した治療計画を保存し、画面表示や承認プロセスを実行します。
日々の治療のために実行される手順の記録を保管します。
一元管理された単一の場所から患者データの送受信を管理します。データはトモセラピーのネットワークを通じて配信可能で、医師は必要な時に必要な場所で正しいデータを利用できるようになります。
ユーザー権限の設定を通じて患者データへのアクセスを制御し、各種法令や部門ルールに基づく情報管理を強化します。
定期的なデータベースのバックアップを含め。患者情報や複数のディスクドライブの管理・統合の安全性を確保します。
トモセラピーシステムに OIS Connect をオプションで追加できます。これは、トモセラピーシステムから OIS(Oncology Information System)への標準的なインターフェースを提供するソフトウェアソリューションで、次のことが可能です。
OIS 内で保有・管理されているスケジュール表内にトモセラピー治療の予約情報を追加します。
OIS 内にあるトモセラピー治療の進捗を自動的に取り込みます。
トモセラピー治療に関する費用請求のプロセスを進めます。
電子カルテ内のトモセラピー治療の記録を統合します。